記事の内容
VR空間で2DのUIを表示して利用する方法をまとめます。
XR Toolsについてしっかりとまとめられている以下の公式ドキュメントを参考にしています。
公式ドキュメント
Pointer
https://godotvr.github.io/godot-xr-tools/docs/pointer/
セットアップ
まずXRController3Dの下にaddons/godot-xr-tools/functions/function_pointer.tscnを追加します。
ここでは右手のXRController3D(RightHand)ノードの下にfunction_pointer.tscnを作成してみました。

次にVR空間上に表示するためのCanvasLayerのシーンを作成します。
シーンの名前は仮にui2d.tscnとし、ルートの型にCanvasLayerを選択して作成します。(初めにユーザーインターフェースのクラスで作成して、後から「型を変更」でCanvasLayerに変更してもいいです)

次にVR空間上でキャンバスを表示するためのViewport2Din3Dノードを作成します。
このノードのインスペクターのContentにSceneを指定する項目があるので、ここに先ほど作ったui2d.tscnを指定するとVR空間上にキャンバスのUIが表示され、ポインターで指さした状態でトリガーを引くとボタンをクリックしたりできるようになります。

